米国株式市場に影響しそうな2/1~2の主なニュースまとめを紹介。1月ユーロ圏製造業PMI、1月米ISM製造業景気指数など

【米国株式】1日振り返り
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こんにちは、コーファーです。

投資戦略をアップデートするために、活かせる情報を発信しています。

2/1~2の米国市場に影響しそうな主なニュースを振り返りたいと思います。

日々流れてくるニュースを細かくチェックする時間はない‥という人もサクッと読めるように、2分でざっくりと概要が理解できる形でまとめています。

主な世界経済ニュース

ニュース 要約 リンク
1月ユーロ圏製造業PMI(IHSマークイット) ・改定値58.7。前月の58.0から上昇
供給網の制約が緩和したが、国ごとにばらつきがあり、インフレ圧力は依然として強い
・生産指数は55.4で、前月の53.8から上昇
ロイター
21年12月ユーロ圏失業率(欧州連合(EU)統計局) ・2021年12月のユーロ圏失業率は7.0%と、1998年4月の統計開始以降で最低
・景気の回復に加え、コロナ対策で導入された時短制度が効果発揮
・失業者は1148.1万人で、前月から18.5万人減少
ロイター
Cofer
Cofer

PMIは、景気の方向性を示す経済指標です。速報性が高いので注目されています。企業の購買担当者に新規受注や生産、雇用の状況など、景況感についてアンケート調査して、結果を指数化したものです。50を判断の分かれ目としてこの水準を上回る状態が続くと景気拡大を表します。逆に50を下回る状態が継続すると景気減速を示す形です。ユーロの1月は引き続き景気拡大ということですね。

主な米国経済ニュース

ニュース 要約 リンク
21年12月米求人件数(米労働省、雇用動態調査(JOLTS)) 求人件数が+15万人の1090万人。市場予想は1030万人
・求人件数は幅広い業種で増加。宿泊・飲食サービス業が+13.3万人となったほか、情報産業、非耐久財製造業、州・地方政府の教育分野でも増加。一方、金融・保険業や卸売業で減少。求人倍率は6.8%で横ばい
採用件数は-33.3万人の630万人。専門職・ビジネスサービス業で-15.9万人。採用率は4.2%でほぼ変わらず
自発的な離職件数は-16.1万件の430万件と依然高水準。医療・社会福祉、宿泊・飲食サービス業、建設業で減少した一方、非耐久財製造業では増加。離職率は2.9%でほぼ変わらず
ロイター
1月米ISM製造業景気指数(米供給管理協会(ISM)) 57.6、20年11月以来1年2カ月ぶりの低水準。前月58.8
・重要中間材の不足、製品輸送の困難、オミクロン変異株の感染拡大による製造現場の人手不足で、年初に失速したとの見方を裏付ける結果に
・内訳では、先行指標となる新規受注指数が前月の61.0から57.9に低下
供給業者の納入を示す指数は64.6とほぼ横ばい(50を上回ると納入の遅れを意味する)オミクロン株の感染拡大を受け勤務できる労働者の数が減り、供給網に一段の圧力がかかるとの懸念が出ていたが、同指数が安定的に推移したことは安心材料
・一方、仕入れ価格指数は前月の68.2から76.1に上昇高インフレが当面続く可能性を示唆
・オミクロン株の拡散にもかかわらず、雇用指数は53.9から54.5に上昇し、10カ月ぶりの高水準
ロイター
21年12月米建設支出(米商務省) 前月比+0.2%、伸びは前月の+0.6%から鈍化公共部門の減少で民間部門の堅調な伸びの一部が相殺され、予想の0.6%に届かず
・民間部門が前月比+0.7%。住宅建設は+1.1%、ガス・油井掘削などの非住宅建設は横ばい
・公共部門は-1.6%。州・地方政府、連邦政府、それぞれ減少
ロイター
Cofer
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12月下旬に、オミクロン変異株対応で一時的に事業を閉鎖する企業もありましたが、求人件数は高い水準を維持していましたね。

1月の景況感は、供給網がもう一段厳しい状況になると予測されていた部分は、供給業者の納入を示す指数が横ばいで、若干安心する内容だったようですが、他は概ね想定内の内容だったように思います。

※ISM製造業景気指数って何?という人は、この記事で触れてますので参照ください →  

 

以上、コーファーでした。

マーケットを捉えて、投資戦略をアップデートしていきましょう!

【関連リンク】
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