こんにちは、コーファーです。
2/25~26の米国市場を振り返りたいと思います。
詳しくまとまったものを紹介されても、頭に入ってこないとか、チェックする時間はない‥という人もサクッと読めるように、米国株投資初心者の方向けに、1分でざっくりと概要が理解できる形でまとめています。
米国株式市場の主な指数動向
主な指数の現在値&先週末比
まずは、米国株式市場動向をチェックする時に押さえておきたい指数の振り返りです。
指数 | 現在値 | 先週末比 |
S&P500 | 4,384.65 | +2.24% |
NASDAQ | 13,694.62 | +1.64% |
NYダウ | 34,058.75 | +2.51% |
ラッセル2000 | 2,040.93 | +2.25% |
今日の株式市場は、4指標全て全面高となりました。
NYダウは、30銘柄全てが上昇し、2020年11月以来、最大の上げ幅でしたね。
1 日の指数推移
次に、1日の株価の動きです。
ロシアがウクライナへとの停戦交渉に応じるとの報道から、戦争の長期化が避けられるとの見方で安心感が広がったのか、株価は1日を通して上昇していきました。
昨日(2/24~25)はハイテク株、小型株中心でしたが、今日(2/25~26)は景気敏感株、ディフェンシブ銘柄にも買いが広がり全体的に上昇する展開でした。
S&P500はオレンジ、NASDAQは黄色、NYダウは水色、ラッセル2000は青です。
米10年債利回り(下のグラフの赤)は一時2.0%を越えましたが、1.9%中盤で着地しています。
大抵、1日の中で流れが変わるタイミングがあるものですが、今日は株価の上下が少なく、安定感を持って、じっくり上昇を続けていましたね。
主なセクター単位の動き
参考サイト :ブルームバーグ
11セクター全てが上昇する1日となりました。
+3%以上の大きな上昇を見せたのは5セクターもあり、景気に敏感な素材(Materials)、金融(Financials)に加え、景気に左右されにくいディフェンシブ系の公共事業(Utilities)、生活必需品(Consumer Staples)ヘルスケア(Harlth Care)です。
昨日は+3%以上上昇していた情報技術(Information Technology)セクターは、今日は11セクターの中で最も上昇率が低いセクターとなっています。
個別株では、ジョンソン・エンド・ジョンソン($JNJ)が前日比+4.97%、プロクター・アンド・ギャンブル($PG)が+4.27%、スリーエム($MMM)が+4.74%、シェブロン($CVX)が+4.10%など、セクターごとの主力株が上昇し株価を牽引しています。
主な個別株の動き(主な企業の決算)
前日決算発表 株価上昇企業
ブロック ($SQ)
昨日引け後に決算発表をして、本日は+26.14%と大幅に上昇していました。決算内容にサプライズはなかったですが、注目されているCash App(モバイルアプリを使ってユーザー間で送金ができる決済サービス)が2022年初旬は成長する見通しを示した点などで評価が集まっているのでしょうか。同サービスはユーザーの月間取引活動増加や新規ユーザーの流入により、売上総利益が、前年比で成長する見込みです。
決算概要はこちらを参照 → ■
本日(2/25~26)の市場まとめ
・ロシアがウクライナへとの停戦交渉に応じるとの報道から、安心感が広がり、株価は1日を通して上昇
・11セクター全てが上昇、景気敏感やディフェンシブ系の5セクターが+3%以上の大幅上昇
・決算発表では、ブロック ($SQ)が決算発表後+26.14%の大幅上昇
ロシアのウクライナ侵攻の最中、株式市場は2日連続の上昇となっています。
売買総量も多いこともあり、下げ止まり上昇局面に入ったという見方をする人もいるかもしれませんが、個人的にはまだ油断せず慎重に市場を見極めていこうと思います。
以上、コーファーでした。
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