こんにちは、コーファーです。
投資戦略をアップデートするために、活かせる情報を発信しています。
2/1~2の米国市場を振り返りたいと思います。
詳しくまとまったものを紹介されても、頭に入ってこないとか、チェックする時間はない‥という人もサクッと読めるように、米国株投資初心者の方向けに、1分でざっくりと概要が理解できる形でまとめています。
米国株式市場の主な指数動向
主な指数の現在値&先週末比
まずは、米国株式市場動向をチェックする時に押さえておきたい指数の振り返りです。
指数 | 現在値 | 先週末比 |
S&P500 | 4,546.54 | +0.69% |
NASDAQ | 14,346.00 | +0.75% |
NYダウ | 35,405.24 | +0.78% |
ラッセル2000 | 2,050.74 | +1.10% |
今日の株式市場は、昨日に引き続き全面的に上昇する展開でした。
ラッセル2000は、米国の代表的な小型株指数なので、小型株への買いが入る展開となったと言えますね!
1 日の指数推移
次に、1日の株価の動きです。
前半売られてからは横ばいとなり、引け前にグッと買いが入る展開となりました。不安定な動きは、FRBが利上げを積極的に進めるとの見方を背景に、投資家がポジションを調整している状況だと推測されます。先週来、戻りが急ピッチだった銘柄に利益確定売りが出た一方、相対的に上昇が鈍かった景気敏感株が買われ、全体としては微増という展開だったように思います。
S&P500はオレンジ、NASDAQは黄色、NYダウは水色、ラッセル2000は青です。
また下のグラフのように、米10年債利回り(赤)に大きな変動はなく、微増という状況です。
今日は、昨日に引き続き、米10年債利回り(US10Y:赤色)が落ち着き、株価が戻す展開となりました。
一般論ですが、長期金利が上昇すると株価が下がる関係と言われています。
長期金利が上がると債券の価格が下がり、債券が買いやすくなるため、投資家の関心が株から債券に流れてしまう。結果、株価が下がって債券の価格が上がるというメカニズムですね。この長期金利のベンチマークが、米10年債利回りですので、これからも株価とセットでしっかり推移を追っていきます!
主な企業の決算とセクター毎の動き
S&P500のセクター毎騰落
エネルギーセクターが+3.54%上昇しています。米原油先物が7年ぶり高値付近で推移する中、後ほど詳細に触れますが、エクソンモービル($XOM)の決算発表を受けて株価が上昇し、シェブロン($CVX)など他の銘柄も連れ高となっています。
参考サイト:https://www.bloomberg.com/markets/sectors
主な企業の決算
売上高(B) | EPS | 株価前日比 |
Data参照リンク
|
||||||
判定 | 予想 | 実績 | 判定 | 予想 | 実績 | 2/2終値時点 | |||
$XOM | エクソン・モービル | × | 85.01 | 84.97 | ◯ | 1.93 | 2.05 | 6.41% | ■ |
$AMD | アドバンスト・マイクロ・デバイセズ | ◯ | 4.52 | 4.83 | ◯ | 0.7599 | 0.92 | 2.21% | ■ |
$PYPL | ペイパル・ホールディングス | ◯ | 6.9 | 6.92 | × | 1.12 | 1.11 | 2.25% | ■ |
$GOOGL | アルファベット | ◯ | 72.19 | 75.33 | ◯ | 27.65 | 30.69 | 1.73% | ■ |
そして、本日決算で最も注目度の高いアルファベット($GOOGL)の決算は、売上高、EPS共に予想を上回りました。経済が混乱する中でもグーグルの広告収入は堅調でした。主要成長分野であるクラウドコンピューティングやユーチューブも好調なことに加え、株式分割も発表しています。
以上、コーファーでした。
マーケットを捉えて、投資戦略をアップデートしていきましょう!
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