こんにちは、コーファーです。
投資戦略をアップデートするために、活かせる情報を発信しています。
1/31~2/1の米国市場を振り返りたいと思います。
詳しくまとまったものを紹介されても、頭に入ってこないとか、チェックする時間はない‥という人もサクッと読めるように、米国株投資初心者の方向けに、1分でざっくりと概要が理解できる形でまとめています。
米国株式市場の主な指数動向
主な指数の現在値&先週末比
まずは、米国株式市場動向をチェックする時に押さえておきたい指数の振り返りです。
指数 | 現在値 | 先週末比 |
S&P500 | 4,515.55 | +1.89% |
NASDAQ | 14,239.88 | +3.41% |
NYダウ | 35,131.86 | +1.17% |
ラッセル2000 | 2,028.45 | +3.05% |
今日の株式市場は全面高です!
特に先週売り込まれていたNASDAQとラッセル2000が大幅上昇となりました。
1 日の指数推移
次に、1日の株価の動きです。1日を通して右肩上がりとなりました。
下のグラフを見ると、取引終了にかけてグッと上げ幅を広げる展開となっていますが、年金基金の資源配分のリバランスによる大きな買いが入ったのではと推測や、四半期決算の発表を終えたハイテク企業による自社株買いの再開の動きの影響があったのではないかという見方がある模様です(参考:日本経済新聞)
S&P500はオレンジ、NASDAQは黄色、NYダウは水色、ラッセル2000は青です。
また下のグラフのように、米10年債利回り(赤)は1.8%超えから、徐々に落ち着き最終1.784%まで下がっています。
FRBがインフレ抑制に向けて利上げを開始する影響が、どの程度株価に折り込まれたかは気になるところですが、先週の株価の下げによって、ある程度織り込まれているようにも感じられます。
今日は、米10年債利回り(US10Y:黄色)が落ち着き、株価が戻す展開となりました。
一般論ですが、長期金利が上昇すると株価が下がる関係と言われています。
長期金利が上がると債券の価格が下がり、債券が買いやすくなるため、投資家の関心が株から債券に流れてしまう。結果、株価が下がって債券の価格が上がるというメカニズムですね。この長期金利のベンチマークが、米10年債利回りですので、株価とセットでしっかり推移を追っていきたいですね!
主な企業の決算とセクター毎の動き
S&P500のセクター毎騰落
以下の通り、全てのセクターがプラスとなっています。
参考サイト:https://finviz.com/
アナリストが投資判断を引き上げた銘柄が一段と上昇していました。具体的には、ネットフリックス($NFLX)が+11.13%、テスラ($TSLA)は+10.68%の急上昇です。
主な企業の決算
売上高(B) | EPS | 株価前日比 |
Data参照リンク
|
||||||
判定 | 予想 | 実績 | 判定 | 予想 | 実績 | 2/1終値時点 | |||
$NXPI | NXPセミコンダクターズ | ◯ | 3 | 3.04 | × | 3.01 | 2.24 | 8.44% | ■ |
$RCL | ロイヤル・カリビアン・クルーズ | × | -4.39 | -4.91 | × | 567.03 | 456.96 | 4.47% | ■ |
以上、コーファーでした。
【関連リンク】
今週(1/31~2/4)の注目決算と経済指標などのイベントまとめはコチラ → ■
先週(1/24~29)の株式市場指数動向を把握したい人はコチラ → ■
先週(1/24~29)の株式市場動向(セクター毎、個別株の動き)を把握したい人はコチラ → ■
先週(1/24~29)の主なニュースを詳しく把握したい人はコチラ → ■
コメント