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【米国株式】週間振り返り

金利上昇に伴い株式市場はテック株中心に下落。ナスダック総合は-3.53%(3/7~12)

2022年3月7日から2022年3月12日の米国株式市場は、地政学的リスクが続く中、金利上昇に伴い、テクノロジー株中心に大幅に下げる展開でした。情報技術セクター以上に、生活必需品セクターと一般消費財セクターが下落し、セクターの下げが大きかった一般消費財と生活必需品は、大型株が下げを先導しました。一般消費財セクターではテスラ( $TSLA )-5.12%、ナイキ( $NKE )-6.52%が先導、生活必需品セクターは、プロクターアンドギャンブル( $PG )-7.68%、コカコーラ( $KO )-7.43%が大きく落ち込んでいます。
【米国株式】1分銘柄理解

ニウ・テクノロジーズ($NIU)の企業概要、株価推移を1分で理解!決算発表の前にチェック!

ニウ・テクノロジーズ($NIU)は、デザイン性の高いスマート電子スクーターのメーカーです。2021年11月22日の決算発表で示された第3四半期の業績は、売上高、EPS共に外しており、売上高は2回連続、EPSは3回連続予想を下回っている状態です。過去の株価推移を見ると、2020年春にコロナで株式市場が落ち込んだ後に、投資マネーが溢れ小型株やグロース株に資金が入ったタイミングで右肩上がりに上昇していきましたが、2021年2月をピークに、特にEPS予想を外し出した5月以降は右肩下がりになっています。第4四半期決算は、2022年3月7日の市場オープン前に発表される予定です。決算を外し株価が右肩下がりを続けている流れを変えることができるかどうか、まずは決算がコンセンサス予想を越えてくるかに注目したいですね。
【米国株式】週間振り返り

原油高と連動してエネルギーセクターは上昇!米国市場の株価指数は軒並み下落。金融株が下げを先導(2/28~3/5)

2022年2月28日から2022年3月5日の1週間の米国株式市場は、ロシア・ウクライナ戦争の影響で、安全資産の債券や金が買われ、株式が売られる展開となりました。結果、株価指数は大きく下落しています。セクター別に見てみると、ロシアのエネルギー供給が滞る懸念から原油価格が上昇した影響で、エネルギー株は強く上昇する一方で、債券買いで金利が下がり、利ざや懸念から金融セクターの株が売り込まれる展開でした。
【米国株式】1日振り返り

3/2~3 ロシア・ウクライナの停戦協定意向の提示とパウエル議長の発言で安心感。エネルギー連騰や、金融反発など株価は全面高!

2022年3月2日から2022年3月3日の株式市場は、S&P500、NASDAQ、NYダウ、ラッセル2000全て上昇する流れでした。株高の背景は、ロシアがウクライナとの停戦対話を再開する意向を表明したことや、FRBのパウエル議長発言で、3月FOMCでの大幅な利上げ懸念が和らいだことなどが挙げられます。11セクター全て上昇する展開で、原油高影響などでエネルギーは続騰しています。また、株価が上げる中、米10年債利回りも反発し上昇していきましたが、長期金利が上昇した流れで銀行株を中心に買われ、金融は大きく反発上昇しています。また、個別株のトピックスとしては、事業管理体制再編成でフォード($F)が前日比+8.38%と大幅上昇しました。引け後の決算は、スノーフレーク($SNOW)やシースリー・エーアイ($AI)など、短期業績はクリアするも中期見通しが思わしくない内容が相次いでいます。
【米国株式】1日振り返り

3/1~2 資金が株式から債券に流れ、米国株式はエネルギーセクターを除き全面安!バイドゥやセールスフォースは好決算

2022年3月1日から2022年3月2日の米国株式市場は、4指標(S &P500,NASDAQ,NYダウ,ラッセル2000)全てマイナスとなりました。欧米の経済・金融制裁でロシアの信用危機不安から、投資家がリスク回避で株式から資金を抜き、安全資産とされる債券が買われる流れとなっています。その影響で米10年債利回りは低下を続け、1.7%前半まで下落しました。セクター単位で見ると、11セクター中10セクターがマイナスとなっていて、ロシアからのエネルギー供給が滞ることが予測された影響で、唯一エネルギーのみ上昇しています。一方、長期金利低下による利ざや懸念から、金融が-3.71%の大幅下落となりました。決算トピックスでは、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ ($ZM)が前日の決算を受けて大きく下げているほか、バイドゥ($BIDU)とセールスフォース ($CRM)が好決算となりました。
【米国株式】1日振り返り

2/28~3/1 ロシアへの制裁強化で市場は揺れる。個別株では買収報道のリニューアブル・エナジー($REGI)が+40%の急上昇

2022年2月28日から2022年3月1日の米国株式市場では、NASDAQとラッセル2000は小幅高、S&P500とNYダウはマイナスの着地でした。米欧のロシアへの金融制裁の強化により、ロシア通貨のルーブルが急落し、各国株式市場も下落、ビットコインは急騰するなど、金融関連市場が大きく動いています。米国市場の株価は、1日を通して安定せず、セクターや銘柄ごとに明暗分かれる展開となり、セクター毎では、エネルギーが上昇、不動産や金融が下落しています。テスラ($TSLA)を中心にEV関連、その他軍需関連株やサイバーセキュリティ銘柄が上昇していました。また、シェブロン($CVX)の買収報道で、リニューアブル・エナジー・グループ($REGI)の株価が前日比+40.38%と急上昇というトピックスもあります。その他、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ ($ZM)の成長度合い、中期見通しが厳しい決算発表をしていました。
投資初心者向け解説

毎月月初に確認すべき、米国株式市場に影響する重要経済指標とは?「ISM景況指数」と「雇用統計」!

数ある経済指標のうち、毎月月初に注目情報として流れてくる、「ISM景況指数」と「雇用統計」を1分で理解できる形で紹介します。ISM景況指数は、景況感を表す経済指数で、製造業と非製造業がそれぞれ公表されます。製造業は翌月第1営業日、非製造業は第3営業日が発表日です。月初に発表されるため速報性が高く、景気の先行指標として注目されています。雇用統計は、雇用情勢を調査した統計です。毎月第1週目の金曜日に労働局から発表される雇用統計と、雇用統計が発表される2日前に発表されるADP雇用統計があります。特に「非農業部門就業者数」と「失業率」がFOMCの金融政策判断を左右するため注目されています。
【米国株式】週間振り返り

2/21~26 ディフェンシブ銘柄が買われ、一般消費材銘柄が大幅下落の中でエッツィは上昇!ブロックとモデルナも決算後好調

2022年2月21日から2022年2月26日の米国株市場では、ロシアのウクライナ侵攻による地政学的リスクに伴い、公共事業、ヘルスケアなどディフェンシブセクターが上昇しています。同時に、テスラ($TSLA)やホーム・デポ($HD)を中心に一般消費材銘柄が大幅下落しましたが、好決算のエッツィ($ETSY)は異質の大上昇をしています。週の後半、ウクライナへの侵攻が始まった後、株価が全体的に上昇をはじめましたが、その流れに乗って、決算発表したブロック($SQ)は26%、モデルナ($MRNA)は15%と大幅に上昇をしています。
【米国株式】週間振り返り

2/21~26 ロシアのウクライナ侵攻開始前に株式から資金が抜け、侵攻開始後に株が買われる変動の1週間。テック株と小型株が上昇

2022年2月21日から2022年2月26日の米国株式指数動向は、ロシアのウクライナ侵攻開始前に下がり、侵攻開始後に上がる変動の1週間でした。21日にロシアがウクライナ東部の親ロシアの地域に対しての独立承認と軍派遣命令をしたことで地政学的不安が高まり下落して始まりましたが、24日に侵攻開始報道が流れると、市場オープン前は大暴落したものの、そこから右肩上がりの展開となりました。テック株、小型株が特に先週比で大きく上昇しています。
【米国株式】1日振り返り

2/25~26 株式市場は全面高!NYダウは2020年11月以来最大の上げ幅。ブロック($SQ)が決算後+26%の大幅上昇!

2022年2月25日から2022年2月26日にかけての米国株式市場は、S&P500、NASDAQ、NYダウ、ラッセル2000の株価4指標は全面高となりました。NYダウは、2020年11月以来最大の上げ幅になっています。ロシアがウクライナへとの停戦交渉に応じるとの報道から、安心感が広がり、株価は1日を通して上昇していきました。セクター単位で見ても、11セクター全てが上昇、景気敏感やディフェンシブ系の5セクターが+3%以上の大幅上昇をしています。決算発表では、ブロック ($SQ)が決算発表後+26.14%の大幅上昇となっていました。
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