1/14~15 予想を越える小売売上高の落ち込み&大手銀行の決算失望の影響を受け、NYダウが下落!

【米国株式】1日振り返り
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こんにちわ、コーファーです。

1/14~15の米国市場の振り返りです。

主な指数の現在値&前日比

まずは、指数の振り返りです。

指数 現在値 前日比
S&P500 4662.85 +0.08%
NASDAQ 14893.75 +0.59%
NYダウ 35911.81 -0.56%
ラッセル2000 2162.46 +0.14%

ダウは下落、他は微増という結果になりました。ダウ下落は一般消費財や銀行株の下落影響が大きかったです。セクター別に見ると、引き続きエネルギー株が上昇していました。

米10年債利回りは1.792%と上昇しました。利上げの折り込みは進んでいるように思います。

主要なニュースと市場動向

主なニュース
ニュース 要約 リンク
2021年12月の米輸出入物価(労働省) ・輸入物価、前月比-0.2%、市場予想+0.3%に反して下落。下落は8月以来(前年同月比は+10.4%)石油製品価格が値下がり

・燃料と食品を除くコア輸入物価は+0.5%、前月比+0.6%、(前年同月比は+5.7%)

・輸出物価、前月比-1.8%、11月は+0.8%(前年同月比は+14.7%)

ロイター
2021年12月の鉱工業生産指数 ・製造業生産指数が市場予想+0.5%に反し、前月比-0.3%

・世界的な半導体不足が続く中で自動車生産が減少した。

・11月は+0.6%、12月の前年同月比は+3.5%

ロイター
2022年1月 消費者信頼感指数(米ミシガン大学) ・速報値68.8。市場予想は70.0。12月の70.6から低下

・過去10年間で2番目の低水準

・総収入が10万ドルを下回る世帯で9.4%低下、ただ総収入が10万ドルを上回る世帯では5.7%上昇

・新型コロナとインフレ高進が低下の要因か

ロイター
12月小売売上高(米商務省) ・前月比-1.9%、市場予想-0.1%、11月+0.2%

・ホリデーショッピングの時期である12月は通常、小売売上高が堅調だが、ギフト配送の遅れへの懸念から多くの消費者が例年より買い物を前倒し

・電子商取引を含む無店舗小売り-8.7%と大きく落ち込む

ロイター

ブルームバーグ

2021年の米年末商戦(11~12月)の小売売上高(全米小売業協会(NRF)) ・前年同期比+14.1%、NRFの予想+11.5%を上回る

・新型コロナウイルスのオミクロン変異株の流行や供給の制約、インフレ上昇、人手不足といった問題にさらされたが、賃金の上昇や貯蓄の増加などを追い風に堅調な消費支出が示された

・インターネット通販などの無店舗販売の売上高も+11.3%

ロイター
2021年11月企業在庫(米商務省) ・前月比+1.3%

・米国企業の在庫積み増しペースは堅調に推移し、自動車在庫は当初予想よりやや回復

・世界的なサプライチェーンの混乱は最悪期を脱した可能性があることを示唆

ロイター
市場動向の考察

小売売上高が市場予想以上に下落したことを受けて、一般消費財が下げており、主要株価指数を圧迫したように思います。また、米大手銀行の第4・四半期決算の結果が失望され、金融株も大きく下落していきました。

 

以上、コーファーでした。

 

 

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