3/2~3 ロシア・ウクライナの停戦協定意向の提示とパウエル議長の発言で安心感。エネルギー連騰や、金融反発など株価は全面高!
2022年3月2日から2022年3月3日の株式市場は、S&P500、NASDAQ、NYダウ、ラッセル2000全て上昇する流れでした。株高の背景は、ロシアがウクライナとの停戦対話を再開する意向を表明したことや、FRBのパウエル議長発言で、3月FOMCでの大幅な利上げ懸念が和らいだことなどが挙げられます。11セクター全て上昇する展開で、原油高影響などでエネルギーは続騰しています。また、株価が上げる中、米10年債利回りも反発し上昇していきましたが、長期金利が上昇した流れで銀行株を中心に買われ、金融は大きく反発上昇しています。また、個別株のトピックスとしては、事業管理体制再編成でフォード($F)が前日比+8.38%と大幅上昇しました。引け後の決算は、スノーフレーク($SNOW)やシースリー・エーアイ($AI)など、短期業績はクリアするも中期見通しが思わしくない内容が相次いでいます。