2/16~17　４指標全て小幅な動き。ウクライナ情勢で前半下落も、FOMC議事録発表の安心感から株価上昇。ショッピファイは大幅下落

こんにちは、コーファーです。

2/16~17の米国市場を振り返りたいと思います。

詳しくまとまったものを紹介されても、頭に入ってこないとか、チェックする時間はない‥という人もサクッと読めるように、米国株投資初心者の方向けに、1分でざっくりと概要が理解できる形でまとめています。 

目次

1. 米国株式市場の主な指数動向
   1. 主な指数の現在値＆先週末比
   2. 1 日の指数推移
2. 主なセクター単位の動き
3. 主な個別株の動き（主な企業の決算）
   1. 市場オープン前　決算発表企業
      1. ショッピファイ （＄SHOP）
   2. 市場終了後　決算発表企業
      1. シスコ・システムズ （＄CSCO）
      2. エヌビディア （＄NVDA）

米国株式市場の主な指数動向

主な指数の現在値＆先週末比

まずは、米国株式市場動向をチェックする時に押さえておきたい指数の振り返りです。

指数	現在値	先週末比
S＆P500	4,475.01	+0.088%
NASDAQ	14,124.10	-0.11%
NYダウ	34,934.27	-0.16%
ラッセル2000	2,079.31	+0.14%

今日の株式市場は、4指標全て横ばいとなりました。

Cofer

前半は反落し、昨日（2/15~16）の上げトレンドは続かなかったですね。一方で、FOMC議事録発表後に取り返す形で上昇し、最終着地としては動きが少ない１日となりました。

1 日の指数推移

次に、１日の株価の動きです。

ロシアがウクライナ国境付近に集結させた軍隊を一部撤収したと言っていますが、NATOや米国はそれを確認できていないという状況から引き続き地政学的リスクが続き、市場オープン後は株式市場はマイナスでスタートする流れでした。

後半は、FOMCの議事要旨が発表され、１月のパウエルさんの発言と齟齬なく、計画対する踏み込んだ具体的な話し合いがないことが確認されました。タカ派的な議論がある可能性も踏まえ警戒されていましたが、安心感が広がり株価は上昇していきました。

S＆P500はオレンジ、NASDAQは黄色、NYダウは水色、ラッセル2000は青です。

米10年債利回りは、2％台で高止まりしています。

Cofer

FOMCの議事要旨で改めて確認された、毎回の会合で適切な政策スタンスを評価し直していくという部分は、方向性がわからないということになるため、大きな流れが掴み辛く、これが株価が上がり辛い材料になってしまうように思います。

主なセクター単位の動き

参考サイト：https://www.bloomberg.com/markets/sectors

セクター単位で見たら、大きな動きのない１日となりました。

あえて括って紹介するとすれば、旅行・レジャー株の上昇でしょうか。ブッキング・ホールディングス（$BKNG )が+2.58%、カーニバル（＄CCL）+2.33% などと上昇していました。

主な個別株の動き（主な企業の決算）

市場オープン前　決算発表企業

ショッピファイ （＄SHOP）

第４四半期の売上、EPSは市場予想を上回りましたが、インフレ影響などで中期の成長率が昨年より-57%落ちるという見立てによって、前日比-16.04%%と大幅に下落しています。

市場終了後　決算発表企業

シスコ・システムズ （＄CSCO）

売上高、EPS予測はクリアしたことに加え、更に中期の利益見通しを引き上げました。世界的な半導体不足によって、製品価格は上昇しており、それが業績に寄与することと、輸送遅延の問題は中期的には改善し、物流コストが下がると見込んでの計画です。また、自社株買い枠を150億ドルで増額することを発表しています。

エヌビディア （＄NVDA）

売上高、EPS予想はしっかり超えて、どちらも過去最高を記録しています。
車載半導体はアナリスト予想を下回りましたが、ゲーム部門やデータセンター部門が好調でした。
中期の成長見通しも強い内容でした。
エヌビディア（＄NVDA）への投資家の期待値は高いので、この決算の結果株価がどうなるか楽しみですね。

以上、コーファーでした。

昨晩からバタバタしてしまい、今日はこの１日振り返りブログの更新が遅くなってしまいました。
毎日定刻に更新するのは本当に難しいですが、できれば午前中にはアップできるようにしていきたいと思っています。

【関連リンク】
昨日（2/15~16）の主な指数、 セクター毎傾向、個別株の動向まとめはコチラ　→ 　■