3/1~2 資金が株式から債券に流れ、米国株式はエネルギーセクターを除き全面安!バイドゥやセールスフォースは好決算
2022年3月1日から2022年3月2日の米国株式市場は、4指標(S &P500,NASDAQ,NYダウ,ラッセル2000)全てマイナスとなりました。欧米の経済・金融制裁でロシアの信用危機不安から、投資家がリスク回避で株式から資金を抜き、安全資産とされる債券が買われる流れとなっています。その影響で米10年債利回りは低下を続け、1.7%前半まで下落しました。セクター単位で見ると、11セクター中10セクターがマイナスとなっていて、ロシアからのエネルギー供給が滞ることが予測された影響で、唯一エネルギーのみ上昇しています。一方、長期金利低下による利ざや懸念から、金融が-3.71%の大幅下落となりました。決算トピックスでは、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ ($ZM)が前日の決算を受けて大きく下げているほか、バイドゥ($BIDU)とセールスフォース ($CRM)が好決算となりました。