こんにちは、コーファーです。
1/13~14の米国市場を振り返りたいと思います。
主な指数の現在値&前日比
まずは、指数の振り返りです。
指数 | 現在値 | 前日比 |
S&P500 | 4659.03 | -1.42% |
NASDAQ | 14806.81 | -2.51% |
NYダウ | 36113.62 | -0.49% |
ラッセル2000 | 2156.57 | -0.90% |
市場は全面安となりました。メガテック関連、IT系が下がっています。
米10年債利回りは1.698%と下げました。金利も下がり、株価も下がるという状況です。
主要なニュースと市場動向
主なニュース
ニュース | 要約 | リンク |
生産者物価指数(PPI) | ・12月総合PPI、前年比+9.7%、市場予想+9.8%、予想下回る
・総合PPIの前月比は+0.2%、予想+0.4%、予想下回る ・コアPPIは前月比+0.5%、予想と一致 ・エネルギーと食品の価格低下が指数を押し下げ、コスト圧力が和らぎ始めた可能性を示唆 |
ブルームバーグ |
失業保険申請件数 | ・新規失業保険申請は2万3000件増、23万件、予想は20万件、2週連続での増加
・失業保険の継続受給者数は160万人に減少 ・コロナ感染拡大で雇用主が従業員をレイオフしている可能性がある |
ブルームバーグ |
市場動向の考察
PPIの結果、市場はインフレにピーク感が出て来ているという認識をした可能性があります。また、失業保険申請件数がここに来て増えて来ていて、オミクロンの長期化を意識すべき状況と捉えられます。
その他、要人の発言で、ブレイナード理事が3月に想定されるテーパリング終了次第、FRBは利上げを開始できる態勢にあるとの認識を示していました。ブレイナード理事は、早期の利上げ開始に異議を唱えるというのが大方の予想だったようですが、逆のスタンスをとった発言だったため、市場が心理的な打撃を受けたのではないかと推測されます。
結果的に、テクノロジー株を中心に利食い売りが出たのではないかと思います。
以上、コーファーでした。
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