こんにちは、コーファーです。
米国投資初心者向けに、注目銘柄の決算内容とその後の株価動向を1分程度で簡単に理解できる形で紹介しています。
今日はカーマックス（$KMX）です。
決算ハイライト
4Q決算
◯売上高 $7.687B（予想 $7.58B）⌙ YoY +48.8%
× EPS $0.98（予想 $1.23）⌙ YoY -22.8%
サマリー
・全米中古車市場におけるカーマックスのシェアは、2020年の3.5％から約13％増加し、2021年には過去最高の4.0％
・純収益は、前年度第4四半期比48.8％増の77億ドル。通期では、純収益は68.3％増の319億ドル
・販売台数は、小売・卸売を合わせたチャネルで前年同期比11.3％増の343,413台。通期では、前年同期比38.4％増の1,630,550台を販売
・第 4 四半期の小売中古車販売台数は前年同期比 5.2％減の 194,318 台、既存店中古車販売台数は同 6.5％減。通期では、小売中古車販売台数は前年比22.9％増の924,338台、既存店中古車販売台数は前年比21.9％増。
・卸売販売台数は 43.8％増の 149,095 台となり、第 4 四半期としては過去最高。通期では、65.7％増の706,212台となり、過去最高を記録
・消費者からの車両購入台数は、前年同期比69.0％増の約32万4,000台。このうち、約16万2,000台は、全国で展開するオンライン即時査定サービスを通じて購入。このうち、約16万2,000台が全国ネットのオンライン査定サービスによるもの。
・中古車販売台数当たりの売上総利益は2,195ドル、卸売台数当たりの売上総利益は1,191ドルとなり、前年同期比で それぞれ109ドル、201ドルの増加。通期では、中古車販売台数当たりの売上総利益は2,205ドル、卸売台数当たりの売上総利益は1,083ドルと なり、それぞれ前年同期比92ドル、90ドルの増加
・カーマックス・オート・ファイナンス（CAF）の利益は、第4四半期に前年同期比3.0％増の1億9,380万ドル、通期では42.4％増の8億150万ドル
・当期純利益は、第 4 四半期は 1 億 5,980 万ドル、通期では 12 億ドル。1株当り当期純利益は、前年同期比22.8％減の0.98ドル。通期では、1株当り利益は54.2％増加し、6.97ドル
・中期目標として
⌙ 2026年度までに、小売・卸売を合わせた販売チャネルで200万台から240万台を販売
⌙ 2026年度までに330億ドルから450億ドルの売上高を創出
⌙ 2025年末までに、中古車市場における全国シェアを5％以上に拡大
株価の動き
売上高は予想を上回ったものの、１株利益が予想を下回ったことで、決算後株価は下落しています。
決算発表の週間騰落を確認してみると、S&P500のパフォーマンスと比較しても、4月12日の決算発表後大幅に下落しているのがわかります。
ここ数年のパフォーマンスを見てみると、2021年11月頭をピークに、2022年に入ってから大きく下げている状態です。
以上、コーファーでした。
銘柄の理解を深めて、投資戦略をアップデートしていきましょう！
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