こんにちは、コーファーです。
決算シーズンですね。
米国株投資をはじめたばかりの皆さんは、知らない銘柄がたくさんあるのではないかと思います。
ただ、正直じっくり調べる時間はないなという人が大多数かと思いますし、詳しく解説されても、頭に入ってこないなぁと感じている人も多いのではないでしょうか。
そこで、米国株投資初心者の方向けに、注目すべき銘柄をシンプルに紹介したいと思います。
今日は、アリスタ・ネットワークス($ANET)です!
企業概要
この企業を一言で紹介すると、「大規模データセンター向けクラウドネットワークソリューション提供企業」と言った感じです。
・2004年に米国のカリフォルニア州で創業されたネットワーク機器メーカー
・大規模データセンター向けに、ソフトウェア制御されたクラウドネットワーキングソリューションを提供する会社
・強みは、コストとデリバリー。ネットワークの構築をソフトウェアで制御する技術を提供しており、ネットワークの構成を変更したり、スケールを上げたりするときに安く早くできる。セキュリティも向上。機器のつなぎ直しなどの物理的な手間が省けるため、業界のディスラプターとしてシェアを拡大
・データセンター向けのネットワーク機器の競合は、シスコ($CSCO)やジュニパーネットワークス($JNPR)だが、クラウドへのシフトが進むとともに、同社の需要が増えている
業績とコンセンサス
前回報告の21年第3四半期決算は、
- 売上高:$748.7M (市場予想:$738.23M)
- EPS:$0.74 (市場予想:$0.6828)
となっています。
何と、売上高、EPS共に、2014年の上場以来29回連続で市場予想をクリアし続けているようです。(素晴らしい!)
株価推移
2021年11月1日の決算発表後、大幅な上昇をしています。前回決算は、好業績に加え、中期計画も予想を越え、さらに自社株買いや株式分割なども実施していたようです。
売上規模はまだまだ小さいですが、クラウドへの期待の高まりとともに、競合と比較しても、株価の伸びは著しいことが見て取れます。
※アリスタ・ネットワークス($ANET)は青、シスコ($CSCO)はオレンジ、ジュニパーネットワークス($JNPR)は水色
アリスタ・ネットワークス($ANET)は、シスコ($CSCO)などの大手からシェアを奪う形で成長していますが、5GやAIなどでクラウドの需要がまだまだ伸びているので、今後の成長が期待できますね!
決算見どころポイント
見どころは、やはり、30回連続で決算をクリアできるか、ですね。
アリスタ・ネットワークス($ANET)は、好業績のマイクロソフト($MSFT)や、先日決算で急落中のメタ・プラットフォームズ($FB)を大手顧客に抱えています。メタ・プラットフォームズ($FB)の直近の業績そのものは気になるものの、マイクロソフト($MSFT)のクラウド事業は好調ですので、その影響を受け取って、今回も問題なく好決算となることを期待したいですね。
何より、2014年6月6日に上場したのち、決算では売上高、EPS共にずっと市場予想をクリアしてきていますので、勝ち癖がありますし、今回もきっと市場予想を越えてくると期待して良いと思っています!
以上、コーファーでした。
マーケットを捉えて、投資戦略をアップデートしていきましょう!
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