こんにちは、コーファーです。
米国投資初心者向けに、注目銘柄の決算を1分程度で簡単に理解できる形で紹介しています。
今日はアルバートソンズ（$ACI）です。
決算ハイライト
4Q決算
◯売上高 $17.4B（予想 $16.74B）⌙ YoY +7.5%
◯ EPS $0.75（予想 $0.64）
2021 年度第 4 四半期サマリ
・商品売上高は7.5％増、2年間の積み上げベースでは19.3％増
・デジタル売上は5％増、2年間の累計では287％増
・当期純利益は4億5500万ドル、1株当たり0.79ドル
・調整後当期純利益は4億3700万ドル、1株当たり0.75ドル
・調整後EBITDAは10億7,400万ドル
・純売上高及びその他の収益が 158 億ドルに対し、174 億ドル
・これは、売上高が7.5％増加したこと及び燃料売上の増加によるもの。売上高の増加には小売価格の上昇が寄与
・売上総利益率は、 28.9％に対し 28.7％に減少
・燃料の影響を除くと、売上総利益率は2020年度第4四半期と比較して横ばい。これは主に生産性向上施策、COVID-19ワクチン投与に関連する薬局マージンの改善したが、現在のインフレ環境による製品コストの増加、サプライチェーン費用の増加、特定の製品カテゴリーにおける売上総利益率の低下で相殺
・販売費及び一般管理費率は30.0％に対し、 24.9％に減少。販売費及び一般管理費の減少は、主に、COVID-19 関連費用の減少及び生産性向上施策の実行した一方で、デジタル及びオムニチャネル機能への投資やその他の戦略的優先事項に関連した従業員費用、減価償却費及びその他の費用の増加により相殺。従業員コストの増加は、生鮮食品の売上増加のための追加人件費、市場原理による賃上げ、第一線で活躍する従業員への報奨金の増額、及び株式ベースの報酬費用の増加の結果。
・支払利息（純額）は、前年同時期の 1億 1310 万ドルに対し、2021 年度第 4 四半期は 1 億 800 万ドル
・その他の収益（純額）は、107.2 百万ドルに対して、 47.5 百万ドル。その他の利益の減少は、主に、2021 年度第 4 四半期に営業外投資をせずに生まれた利益が 2020 年度第 4 四半期と比較して減少したことに起因。
・2021年度第4四半期の調整後純利益は、前年同時期の3億4,720万ドル（1株当たり0.60ドル）に対し、4億3,680万ドル（1株当たり0.75ドル）。
・調整後EBITDAは、前年同時期の9億1,690万ドルに対し、10億7,370万ドル。
2021年度ハイライト
・商品売上高は0.1％減、2年間累計では16.8％増
・デジタル売上は5％増、2年間の累計では263％増
・純利益は16億2千万ドル、1株当たり2.70ドル
・調整後当期純利益は17億8100万ドル、1株当たり3.07ドル
・調整後EBITDAは43億9800万ドル
2022 年度の見通し
・2022年度の売上高を約2％～3％見込む
・調整後EBITDAは41.5億ドルから42.5億ドル
・1株当たり調整後当期純利益：2.70ドルから2.85ドル
・資本支出は20億ドルから21億ドル
株価の動き
売上高が予想を上回ったほか、１株利益、売上高とも予想を上回りましたが、通期見通しが予想範囲内だった点が嫌気されている模様です。
決算発表の週間騰落を確認してみると、S&P500のパフォーマンスと比較しても、決算前日はオーバーパフォームしているものの、4月12日の決算発表後大幅に下落し、その後は株価全体の動きと連動した動きとなっています。
ここ2年のパフォーマンスを見てみると、2021年7月29日の決算後急騰して、その後は27.5ドル〜35ドルのレンジで推移している状態です。
以上、コーファーでした。
銘柄の理解を深めて、投資戦略をアップデートしていきましょう！
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