2/14~15 ウクライナ首都の米大使館閉鎖で一時下落も再上昇し、株式市場は小幅マイナス。エネルギー株が先週末から反落、テック株と軍需関連株は上昇

【米国株式】1日振り返り
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こんにちは、コーファーです。

投資戦略をアップデートするために、活かせる情報を発信しています。

2/14~15の米国市場を振り返りたいと思います。

詳しくまとまったものを紹介されても、頭に入ってこないとか、チェックする時間はない‥という人もサクッと読めるように、米国株投資初心者の方向けに、1分でざっくりと概要が理解できる形でまとめています。 

米国株式市場の主な指数動向

主な指数の現在値&先週末比

まずは、米国株式市場動向をチェックする時に押さえておきたい指数の振り返りです。

指数 現在値 先週末比
S&P500 4,401.67 -0.38%
NASDAQ 13,790.92 -0.002%
NYダウ 34,566.17 -0.49%
ラッセル2000 2,020.79 -0.46%

今日の株式市場は、NASDAQはほぼステイ、他3指標は小幅マイナスとなりました。

Cofer
Cofer

1日の着地で見ると小幅な動きですが、それなりにボラティリティのある1日でした。ロシアによるウクライナ侵攻に関する情報次第で上下して、相場が不安定ですね。

1 日の指数推移

次に、1日の株価の動きです。

序盤は緩やかな株価推移となりましたが、米国がウクライナの首都キエフにある米大使館を閉鎖するとの発表を受け、地政学的緊張感が高まったため、朝4時ごろに大きく売り込まれる場面がありました。その後下げ幅を縮小して引けています。
S&P500はオレンジ、NASDAQは黄色、NYダウは水色、ラッセル2000は青です。

一般的な動きとは違い、米10年債利回り(下グラフの赤)は株価と連動して上下する流れでした。

Cofer
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一般論では、長期金利が上昇すると株価が下がる関係と言われています。長期金利が上がると債券の価格が下がり、債券が買いやすくなるため、投資家の関心が株から債券に流れてしまう。結果、株価が下がって債券の価格が上がるというメカニズムですね。この長期金利のベンチマークが、米10年債利回りです。

主なセクター単位の動き

参考サイト:https://www.bloomberg.com/markets/sectors

先週末の2/11~12の相場(→ )で上がったセクターが下げる展開となり、エネルギー(Energy)セクターが-2.24%と大きく下落しています。年初来エネルギーセクターは上昇を続けていますので、原油価格はまだ高値を維持していますし、一旦利確されたような流れにも思えます。

下落を踏みとどまったセクターは、一般消費財(Consumer Discretionary)セクター+0.58%情報技術(Infomation Technology)セクター-0.04%です。先週末の下げを一部取り戻し、小幅上昇、もしくはほぼステイとなる展開でした。

また、先週末は、地政学的リスク回避策で、GAFAMやエヌビディアを中心に半導体など時価総額が大きな株を売られる流れがありましたが、今日は、エヌビディア($NVDA)+1.33%、テスラ($TSLA)+1.83%、アマゾン($AMZN)+1.22%など、反発しています

Cofer
Cofer
先週末は、地政学的なリスク影響で、ロッキード・マーティン($LMT)、ノースロップ・グラマン($NOC)などの軍需関連株も上がっていましたが、エネルギーセクターと同様、今日は反発で下げる展開となっています。

主な個別株の動き(主な企業の決算)

注目決算銘柄
アリスタ・ネットワークス ($ANET)
売上高(M) EPS
Data参照リンク
判定 予想 実績 判定 予想 実績
789.77 824.46 0.7362 0.82

第4四半期の売上、EPSは市場予想をクリアしました。
売上高の前年同期比は+10%以上、2022年第1四半期の見立ても予想を上回る、好決算です。決算発表直前の株価は+1.57%と上昇していますが、決算翌日以降の株価変動が楽しみですね。

※アリスタ・ネットワークス ($ANET)ってどんな企業?という人はコチラ →

 

以上、コーファーでした。

マーケットを捉えて、投資戦略をアップデートしていきましょう!

【関連リンク】
先週(2/7~12)の株式市場指数動向を把握したい人はコチラ →  
先週(2/7~12)の株式市場動向(セクター毎、個別株の動き)を把握したい人はコチラ →  

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