デルタ航空($DAL)の決算内容、発表後の株価推移を1分でチェック!

【米国株式】1分銘柄理解
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こんにちは、コーファーです。

米国投資初心者向けに、注目銘柄の決算を1分程度で簡単に理解できる形で紹介しています。

今日はデルタ航空($DAL)です。

決算ハイライト

1Q決算
◯ 売上高 $9.348B(予想 $8.92B)⌙ vs.1Q19年 -11%
◯ EPS $-1.23(予想 $-1.27)

2022年3月期 第1四半期決算 
・調整後の営業損失は7億9300万ドル、900万ドルの純益は含まず
・税引前損失は12億ドル、調整後税引前損失は10億ドル、1億6400万ドルの純費用を除く
・第三者製油所の売上を除いた調整後の営業収益は82億ドルで、83%回復した生産能力に対して2019年3月期は79%回復
・営業費用合計は101億ドルで、2019年3月期と比較して6億7900万ドルの増加
・主に第三者製油所の売却による費用を調整した結果、2022年3月期の総営業費用は2019年同期比で4億ドル(4%)減少し、90億ドル
・主に航空機の購入や改造に関連する16億ドルの事業投資を行った後、18億ドルの営業キャッシュフローと1億9700万ドルのフリーキャッシュフローを創出
・3月期末時点で、現金および現金同等物、短期投資、未使用の回転信用枠を含む128億ドルの流動性を有していた

収益関連のハイライト

・3月単月で単価が2019年の水準を2年ぶりに上回る
・3月期の調整済み総単価(TRASM)は、2019年同期比5%減。需要の改善に伴い、3月単月の調整済みTRASMは対2019年比でプラスに転じ、パンデミック開始以来、初めて対2019年比でプラスのユニット・レヴェニューを記録
・ビジネストラベルの回復を後押ししたのは、コーポレートの改善
・当四半期の国内法人売上は50%回復し、3月は対2019年比で70%に改善
・当四半期の国際線法人売上は35%回復し、3月は対2019年比で50%に改善
・国際線では、欧州諸国の再開に伴い、大西洋横断便が最も改善
・プレミアム商品の収益回復がメイン商品を上回る。プレミアム商品は引き続き回復をリードし、国内線プレミアム収入は3月に2019年レベルまで約100%回復。国内線および中南米のプレミアム商品の収益回復は、3月期にはメイン商品を約10ポイント上回る
・アメリカン・エキスプレスの報酬は、2019年の水準より25%アップ。当四半期のアメリカン・エキスプレスの報酬は12億ドルで、2019年3月期と比較して25%増。共同ブランド支出は、T&E支出の大幅な増加を反映し、2019年以降初めて3月単月で航空券支出が宿泊費を上回り、2019年3月期と比較して35%増。Co-brandの獲得額は、2019年3月期と比較して95%近く回収。
・カーゴの好調が続き、3月は過去最高の収益月。3月期の貨物収入は、強い需要と利回りで2019年同期比51%増の2億8900万ドル。

株価の動き

燃料費用などコスト増加が圧迫要因となり赤字になりましたが、新型コロナウイルス流行の影響を受けた旅行需要に回復が見られる中、売上高は市場予想を上回り、調整後1株当たり損失は予想を下回っています。中期の見立てが好感され、株価は上昇傾向です。

決算発表の週間騰落を確認してみると、4月13日の決算発表後に大幅に上昇しています。S&P500のパフォーマンスと比較しても、週後半に全体が下げる中、上値を維持している状態です。

ここ数年のパフォーマンスを見てみると、2020年初旬の新型コロナ影響で株価を下げてから、S&P500の株価上昇と比較すると小幅な戻りに留まっており、コロナ禍前まで株価が戻りきっていない状態です。

以上、コーファーでした。

銘柄の理解を深めて、投資戦略をアップデートしていきましょう!

その他注目銘柄

アリスタ・ネットワークス($ANET)
テキサス・インスツルメンツ($TXN)
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